FC2ブログ

発達障がいから見る勉強と学習 本当に大切なことは

【人は何のために学習するのか】

DSC_28641.jpg 
勉強と学習の違いについて話してきましたが
そもそも
なぜ人は勉強と学習の両方を行うのでしょうか

勉強は自分から学ぶ状況に飛び込み
知識を得ていきます
なので
勉強は人間しかしない行為です

対して学習は
経験から感じ取り
必要なものを教訓として
自分の中に取り入れていく行為です
人間はもちろん
動物や植物も学習します

生きていく上で
学習は必要不可欠だからです
学ばないものは淘汰されていきます

そこに意味付けをしたり
解釈や整合性を求めたり
生きること以外により広がりや豊かさを求めたり
知識を求めたりするのは
人間だけです
そうすることで人は進化・発展してきました

そこに勉強と学習の違いが生まれるのではと思っています

【発達障がいと学習】

必要な力は
生きていく力です

現代社会
学歴社会であり
特に日本はホワイトカラーの仕事が中心になりつつあります
コミュニケーションも複雑化しており
発達に難しさを抱えている子は
住みにくい世界かもしれません

同じレールに乗って
受験して
みんなと同じ知識を限界まで詰め込むのも一つの生き方ですが
納得できていないことを行うのは非常に困難ですよね

では勉強できないと生きていけないのか

「はい」でもあり「いいえ」でもあります
最低限の知識や教養はどうしても現代社会において必要です

でもそれ以上の勉強が
本人が望んでいない中で必要かどうか
そこは向き合うべき大切なポイントだと思います

本人が勉強に自分のアイデンティティ見出していれば
勉強も一つの生きる力になりえます

でも
他にも生きる力になるものがあるのでは
とも考えます

【自分の持てる力で生きる】

今の日本では
まだまだ少ないケースではあると思いますが
例えば

群馬県で自家焙煎したコーヒー豆を販売している
岩野響さん
空間認知や運動実行機能の難しさ
コミュニケーション能力の乏しさなど
発達障がいの特性を抱えながら

優れた味覚や嗅覚(裏を返せば過敏さとも取れますが)
1つのことに没頭できる力を生かして
現在行列ができるほどの人気があります

宮崎県の野田あすかさん
コミュニケーションがうまく取れずに悩む日々がありましたが
後に診断を受け
現在はピアニストとして活躍されています
一つのことに興味を持ち
それが生きる糧や力になっています

もちろん
この人たちのように生きることが全てではありません

大事なことは
自分の興味関心や持てる力をどう生かすか
それが学習の大きな意味や目的ではないかと思います

生きるために必要な最低限の「勉強」
興味関心を育て
自分の持っている力を生かす術を身に付ける
「学習」

勉強とひとくくりにせず
周りが理解し取り組んでいくことが大切ではないかと思います









0 Comments

Post a comment

Designed by Akira.

Copyright © ここカラ発達 ~発達障がいと上手に付き合おう~ All Rights Reserved.