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発達障がいから見る勉強と学習 事例から

【勉強ができないんです】

よくある相談
関わっているケースで
友だち関係(人間関係)と同じくらい
相談があるのが
「勉強ができない」
です

試験 

前回のブログでもお話しましたが
「勉強」と「学習」をどうとらえるか
大きな意味を持ってきます

分からない算数や国語を
分からないまま学校のペースで授業を受けていては
「分からない」はどんどん大きくなっていきます

かと言って
「勉強しなさい」
と言ってもなかなか習得は難しいです

【大事な3つ】

ではどう促し
どう教えていくのがいいのでしょうか
まわりの大人はそこを分からないと難しいです

できない3つの要因
・やり方(勉強)が分からない
・興味がない
・達成感が持てない

僕の考える 3つの要因 です

もちろん発達の特性も絡んできますし
過去の経験から苦手さを学んだ
ある意味2次的症状の場合もあります

でも根本は上記の3つです

本人たちは
決して怠けているわけでも
放棄しているわけでも
ふざけているわけではないんです

やり方(勉強)
前回のブログでも書きましたが
勉強は学問を習得するための手段です

文字や文法
数的概念や歴史科学物理などなど
それに特化した学習が勉強になります

その手段や意味合いが分かっていないまま
勉強を行っても身になりません

特に
発達障がい
発達に難しさを抱えている子
理解するまでのペースがゆっくりだったり
一つ一つしかできなかったり
集中の持続が難しかったりと
学校での勉強に関してはハードルが高いものばかりです
単に板書するだけでも大変です

理解が追い付いていないのに
勉強がどんどん進んでいくと
分からないことが雪だるま式に増え
やる気もなくなります

興味
彼らは興味を持つとすごい集中を生みます
キャラクターの名前だったり
鉄道や車などに関して
力を発揮している場面を見かけたことがある方も多いはずです

いかに興味を持ってもらえるかも
学習を促すにあたって
すごく大事なことになります

いくつかの事例をお話します
算数が苦手な子がいます
小学校3年生レベルの勉強で止まってしまっています

その子は工作が好きで
何度か工作を一緒に行う機会を作りました
その際
設計図を書いてみせ
定規を使って細かく書いて見せました

すると
その子も次から自分が工作する際に
定規を使って作り始め
小数点なども次第に理解できるようになっていきました

他にもカードゲームを通じて
得点計算をお願いすることで
計算能力を強化できたり

キャラクターの名前を覚えることから
字を書くことを始めたり

本人の興味関心をいかに上手に使っていくかも
勉強から学習に意識を変えるきっかけかなと思います

達成感
以前報酬系のお話でも書きましたが
彼らは自分で達成感を持ちにくい面があります

さらに勉強に関していえば
怒られたり友達と比べて嫌な思いをしている経験も多いと思います

途中であきらめている子は
「できた!」という達成感を経験していません

なので
始めはできるところまで戻り
できる量から始めることも大事です

ある子は
「2年生までは100点ばっかりだった」
と口癖のように言います

本人もできた感があれば頑張れる証拠ではないでしょうか

まずは大事な3つを踏まえて
本人と向き合ってみませんか?





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