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例えばどんな時 ~1~

事例


事例1

小学校1年生、普通級に通っている男の子  診断はありません

 友達と遊ぶのが大好きで、いつも①特定のお友達数名と遊んでいます。②他の子が入ってくると露骨に嫌な態度をとるか、その子がいないものとして過ごしています。

勉強もその他の活動も普通にできますが、③急にすることを言われたり④変更されると固まってしまいます。さらに、急に⑤触られたり、戦いごっこで⑥自分が攻撃されるのが苦手です。
 また、⑦知らないこと、自分が⑧イメージできないことに関しては消極的で、不安が強かったりします。しぶしぶ参加はしますが、表情は硬く、⑨周りをきょろきょろ。やっている途中の工程を⑩見られるのも嫌がるし、⑪口出しされるのも嫌がります。活動自体を早く終わらそうとし、早く⑫自分のしたいことに移行しようとします。
 言われたことは⑬まじめにこなそうとします。ふと、隣の友達を見ると⑭自由な発想で活動に取り組んでいます。それが⑮すごく気になりますし、許せません。

また、⑯大人の表情を気にしますし、⑰視線や言葉、特に強い力を感じる時(他の子が怒られている時など)は自分に向けられていると感じています。同時に、自分が話そうとしたことを⑱話せるまで話し続けますし、⑲返事が返ってくるまでお友達の名前を呼びます。例えば帰る際に「さようなら」を言いますが、特定の子の名前を呼び、⑳その子が気づくまでさよならの挨拶をしています。

㉑好き嫌いも激しいく、㉒食べず嫌いも多々あります。初めて食べるときは、舌先に当ててすごく慎重に食べています。
ごく小さな問題や課題で、日常生活に大きく困ったことは今のところありません。

毎日大変ではありますが、具体的に大きな問題があるわけでなく常に漠然とした不安や大変さの中で生活している状況です。

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上記の例でいえば、障がいと言う必要はないですし、障がいではないと思います。
ただ、生きにくさは感じます。もし、生きづらさの部分をそのままに分からないまま成長していくと、自分と周りとの違いに戸惑い、負わなくていい傷を負うかもしれません。
また、まわりの対応が遅れたり適切ではなかったりすると、2次的な問題が発生したり困難さが大きくなることも予想されるケースです。

たぶんこの子は、
○見通しのなさ、分からないことへの不安が強い
○字義どおりに物事を受け取り、暗黙の了解や裏表が理解しにくい
○完璧主義
○一つ一つの理解の速度に時間がかかる(不器用)
○自他の境界線のあいまいさと自分の認識不足
○感覚の過敏さ                    

                            などが言えるでしょう。


では、上記の例で上げた挙げた生きづらさにつながるだろうポイント22個、どれに当てはまるでしょうか。

問題や課題を解決していく場合は

順序立てて

一つ一つ紐解いていく

作業が必要になります

このような
見立てや評価は
後々大切になってきます

そして
その見立てや評価こそが難しく
それができていないために

問題の整理  ができず

選択  できないのです


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