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発達障がい児と無視について

2021年05月17日13:51  カテゴリ:発達について

問題行動への対応

 

こんにちは

管理者のMASASHIです

 

前回に引き続き今回も問題行動への対応について

書いていこうと思います

 

前回は

 

「代替え行動を提示」

 

についてお話しました

 

今回は


問題行動のスルーの仕方とほめ方」


について書いていきたいと思います

 

問題行動のスルーと書くと

ほったらかしでいいのか

無視していいのか

と心配になる方もいらっしゃると思います

 

また

問題行動してるのにほめるの?

と疑問に思われる方もいらっしゃるかもしれません

 

結果として

問題行動を助長してしまうのではないか

 

確かに

問題行動の種類によってはそうなることがあります

 

では

どのような不適切行動をとった時に

あえてスルーする方法が効果的なのか

また、注意点や気負つけるべき点を

お話します

 

スルーがあまり効果的ではない行動として

・やめない行動

・回避、逃避行動

・感覚刺激

などが挙げられます

やめない行動とは

遊びがやめられないなどの行動のことです

これはやめないことが

本人の要求とマッチしているため

無視していても問題行動は収まりにくいです

 

感覚刺激も同様で

自分が欲している行動なため

無視やスルーはあまり効果がありません

 

ではどのような問題行動に関して

無視やスルーが有効か

 

注目行動

 

が当てはまります

例えば

みんなが着席している中で何度も席を立つ子

その都度注意をして

その子も一旦は座りますが

また立ってしまう・・・

 

このような繰り返しの背景には

注意されることで注目を集めることに

嬉しさを感じているため

何度も同じ行動をとってしまいます

 

気を引く行動として

𠮟られる行動を選択していると言えます

 

叱られたいわけではないですが

注目という点において

叱られるも注目刺激となりますので

ついやってしまうということになります

 

これが

注意が逆効果になるパターンと言えます

 

こういう時には

ひとまず問題行動はスルーしてみてください

 

先ほどのケースで言えば

子どもが席を立っても注意をせず

放っておきます

 

しばらくすると

注目を集めていないことに気づき

自分から仕方なく座ります

 

そこですかさず

「席に自分で座れたね」

「座れて偉いね」

などいい行動の時に注目を行います

 

こまめに褒め続け

良い行動を強化していくことで

持続できるようになっていきます

 

問題行動をスルーして

消去の手続きを行い

褒めることで強化していく対処法は

注目場面ではいろんなシチュエーションで活用できます

 

わざと騒ぐ子

友達にちょっかい出す子

違う行動をし始める子など

 

「自分を見て」

が強い子に試してみましょう

 

ただし注意点もあります

あまり無視をし過ぎると子どもの気持ちを置き去りにしてしまうこともあります

気持ちを置き去りにした結果

子どもを傷つけてしまうこともあります

 

ただ無視やスルーするのではなく

その背景を見極めることが大切です

 

その背景を考えるのに

ABA
(
応用行動分析)

などを活用していく必要があります

 

行動の前後も見ながら

気持ちと行動を分けて考えていくことが求められます

 

子どもが

「さみしい」

「悔しい」

といった気持ちになった時や

何かを我慢している時

感情表現の仕方が分からない時などは

行動に対して注意を与えず(問題行動はスルー)

「悔しかったね」

「きつかったね」

「我慢したんだね」

など

子どもの気持ちを代弁して

受け止めてあげて

落ち着くまで待ってあげると

効果的です

 

また

やさしく理由を尋ねるのも一つの方法と言えます

そして子どもが落ち着いたときにほめることを忘れずに行うことで

気持ちの共有と行動の消去および改善が行われていきます

 

無視やスルーは

子どもの存在を無視するのではなく

あくまでも

子どもの問題行動を無視するということがポイントになります

 

問題行動はスルー

良い行動はほめる

この二つをセットで考えておくと

うまくいきます

 

いかがでしたか?

次回も問題行動への対処法を

お話していきたいと思います

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