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発達障がいと行動について

こんにちは

管理者のMASASHIです

今回は

「困った行動をする子に関して」


少し書いていきたいと思います

 

困った行動と言っても

たくさんあると思います

泣き叫んだり、噛みついたり、逃げたりいなくなったり、はしりまわるや、離席、歩き回る、大声を出す、寝転ぶなど様々な行動があります

こちらから見れば

なんでそんな行動をとるのか分からないことも多いです

でも本人にとっては基本的に行動には意味があります

まわりからすると

一見なんでと思う行動にも

本人なりの意味がある事がほとんどです

 

ただし

よく観察していないと

まわりから見て行動の真意は分からないことがほとんどです

 

ではどうしたらいいか

 

その理由のすべては無理ですが

一部を明らかにする方法の一つとして

MAS(動機づけ尺度)というものがあります

例えば唾を吐きかけるなど、具体的な行動を一つ取り上げて6つの項目ごとにチェックを入れて点数をつけていきます

回答用紙にその番号を記入していくことで

その行動の背景にある意味が

『感覚』

『逃避』

『注目』

『要求』

のうちどれかを推し量れるというものです

大まかなカテゴライズができると

それに対しての対応や対処法が見えてきます

あまり時間もかからず

その行動に着目して実施できるので

一つの判断基準にはなると思います

 

背景の意味が何かが分かると

おのずと対処法も見えてきます

例えば逃避や要求に関して言えば、表出のコミュニケーションに課題があると言えますので、その適切な方法を学ぶことができればその問題行動をしなくてもよくなります

 

このように行動の意味を理解していけると

対処や対応がとりやすくなります

 

では

どのように活用していくのか

 

例として

始業式や終業式など

みんなが集まる場面で座ろうとしない子がいたとします

 

そのほかの場面では特に困った行動は見られません

MASを実施した結果

『注目』が高く出ました

その結果が表すものはどういったことか

 

その子は式典が始まっても座らないことで

先生たちやまわりの子から

『座って』などと声をかけられて注意を受けて注目を浴びたかったのです

怒られること自体は嫌なことですが

怒られることも注目(刺激)の一つです

本人からすれば目立つことで刺激(快楽)を受けていたと思われます

 

では対応としてどうするか

この場合は注目を取り去ることが大事になりますので

先生たちは座らなくても声をかけずに無視し続けるという方法を選択しました

 

それを実践した結果は

注目を得られないためその子の要求は満たされず

その結果

座るようになりました

 

他にも授業中に立ち歩く子

クラスにいたりしますよね

 

この子にどうするか考える時に

前後の関係性を整理してみました

先生たちから出た案は

・授業が面白くない

・立ち歩いても嫌なことはない

・何をしているのか分からない

 

立ち歩いた後も

結果として

・授業が中断して面白くない状況から逃れることができた

・先生や友達から注目された

・時間をつぶすことができた

と仮定すると

立ち歩くことがこの子にとってメリットとなりえていることに気づきます

 

そこで

問題行動の前後の状況を変えることをしていくのですが

・授業の内容に本人の興味を持てるものを取り入れる

・集中できる環境づくり

・立ち歩いていない時(座っている時/良い行動)の時にほめる(注目する)

を行った結果

徐々にですが立ち歩く頻度は減っていき

座って授業を受ける時間が増えました

 

このように行動の背景を推察するための尺度を用いて

 

課題となる行動の前後を見ていくことで

行動変容のカギが見えてきます

 

まずは行動の意味合いを考え

ABA分析(応用行動分析)を行い

その前後の行動とてらし合わせることで

分からなかった行動の輪郭が

少しずつ分かるようになっていきます

 

そして

分かった結果をもとに

前後の行動を修正していくことで

問題行動が緩和、もしくは修正できていきます

Tag:発達 ABA MAS

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