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例えばどんな時 ~2~

事例


事例2

小学32年生、支援級と普通級に通う男の子 診断 広汎性発達障害

 周囲とうまくなじめず、①担任の対応も思うような成果が出ていません。②友達とも衝突が多く、③あの子が苦手この子が嫌だという状況です。
 
勉強も、④できている教科とできない教科がはっきりしていて、例えば国語、特に読解力が苦手です。算数は好きですが、⑤特定の問題形式になると途端に集中ができなくなります。

なぜ⑥興味がないものをしなければいけないのかが本人は分かりません。

学校の環境自体も、本人が集中して取り組むような環境には程遠く
友達の⑦声や窓から入る音や光、掲示物や人の動きに惑わされて集中ができません。学校に対してのモチベーションも下がり「楽しくない」と漏らすようになっていっています。

⑧体調の不調も訴えるようになり、「頭が痛い」「お腹が痛い」「気分が悪い」などと理由を言って、学校を休むことも多くなりました。家にいる間はケロッとしており、自分の好きなDVDを見たりゲームを見たりして過ごしており、食欲もあります。ただ、⑨学校の話を始めると急に気分が落ち込み、話が進まない状況です。
 
まわりは学校に行けなくなることを懸念しており、本人に対して学校に⑩行くことを勧めます。勉強や友達関係に関しても⑪助言をすることが多くなり、学校に通える形を作ろうと奔走しています。本人は、どの助言に対してもあれをしなさい、これをしなさいと⑫押し付けられているような感覚になっていて、⑬しなければいけないと思うことに拒否が出始めています。

上記の例では、広汎性発達障害とありますが、具体的にはどのあたりに生きづらさを抱えているでしょう。上に書いているエピソードだけで言えば、

○見通しのなさ、分からないことへの不安が強い
○字義どおりに物事を受け取り、暗黙の了解や裏表が理解しにくい
○感覚の過敏さ
○注意欠陥
○達成感や成功体験の少なさ
○納得できないことが納得できない
○自他の境界線のあいまいさ
○自分への認識不足
○表出のアンバランスさ(SOSの出し方)
などでしょうか。
では、上記の例で上げた挙げた生きづらさにつながるだろうポイント13個、どれに当てはまるでしょうか。

事例1でも書きましたが
問題や課題を解決していく場合は

まず

順序立てて

一つ一つ紐解いていく


作業が必要になります

このような
見立てや評価は
後々大切になってきます

見立てや評価をしないと
対策も立てられませんし
振り返ることもできません

そして
その見立てや評価こそが難しく
それができていないために

問題の整理  ができず

選択  できないのです

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